Solar / Battery

東京の太陽光・蓄電池補助金|対象機器と契約前の確認順

補助金後の価格で契約を決める前に、機器が対象か、契約より先に何を済ませるかを確認します。東京都本土の持ち家戸建てを対象に、令和8年度の都の太陽光・蓄電池助成を分けて整理します。

公開日
情報確認日

まず30秒:補助金より先に、契約の順序を確認

こんな方へ:東京都本土の持ち家戸建てで、太陽光・蓄電池の見積に都の助成を見込んでいる方。

先に判断の起点:最初にそろえるのは、対象型番・事前申込日・受付通知・補助金前の総額です。太陽光と蓄電池は別制度として照合します。

今は契約を待つ条件:受付通知や機器要件が不明、助成がなくなると支払えない場合は、契約を待ちます。受付中でも交付は保証されません。

目次
  1. 見積の5項目が埋まるまで、助成を確定扱いしない
  2. 進める・待つ・導入しない
  3. 10月1日以降の蓄電池は、登録年度まで照合する
  4. 通常の順序:事前申込 → 受付通知確認 → 契約・工事・支払 → 実績報告
  5. 「補助金前」「見込後」「交付確定後」を別の欄にする
  6. 国・区市町村の制度は「併用可」と「全額加算」を分ける
  7. 不明点があれば契約を待つ。助成なしで無理なら今は導入しない
  8. 契約前の公式確認
  9. 次の判断材料
  10. 公式情報源

判断

見積の5項目が埋まるまで、助成を確定扱いしない

令和8年度の制度を、これから申し込む日と機器に合わせて確認します。古い見積の助成額や別年度の対象一覧をそのまま使いません。

表は左右へスクロールできます。最初の比較軸は固定されます。キーボードでは表に移動して左右キーを使えます。

契約前に確認する順番
確認する項目太陽光・蓄電池で分けて見ること不明なら
対象機器・使う電力未使用の新規設備。蓄電池はSII登録年度・型番・メーカー保証に加え、太陽光または指定再エネ電力メニューの条件。太陽光は認証・出力等を別に確認。メーカー資料と現行の対象一覧・契約を照合する
事前申込・受付通知送信日・公社受付日・通知日・到着確認・契約日を別に記録。制度別の契約条件と照合する。契約を待ち、申請担当に書面で確認する
費用・併用見積の税込総額と制度上の対象経費は別。国・区市町村の助成も個別確認。単純合算した「助成後価格」で決めない
支払いと報告先に誰が支払い、いつ実績報告するか。金融機関等の証拠を残す。現金手渡しは対象外。入金前の資金・支払方法・提出期限を確認する
受付状況・適用版申込時点の公式ページ・手引き・対象機器を確認。古い説明だけで進めない

判断

進める・待つ・導入しないを条件から選ぶ

対象機器と申込順序を確認して進める

確認へ進める条件

  • 見積の型番・費用内訳があり、まだ対象機器の契約をしていない
  • 助成見込と入金前の支払額を分けて検討できる

先にそろえる条件

  • 対象年度の登録パッケージと構成機器の照合が未完了
  • 補助金前の総額と入金前の支払額が未確認

契約を待ち、公式窓口に確認する

待つべき条件

  • 受付通知・申込日・機器登録年度が不明
  • 既契約、過年度申込、他制度との併用など個別条件がある
  • 業者の口頭説明だけで、事前申込の状況・契約可能な順序・申請担当が書面で確認できていない

確認後の次の行動

  • 公式窓口で制度別の適用条件を確認し、通知と必要書類をそろえて契約可否を判断する

助成なしの支出を見直す・今は導入しない

見直す・見送る条件

  • 不交付時の総支出を家計で負担できない
  • 入金前の工事代やローン総支払額に無理がある

確認後の次の行動

  • 規模や支払計画を見直し、助成がなくても支出が成立する条件がそろった場合に再検討する

条件

10月1日以降の蓄電池は、登録年度まで照合する

都の蓄電池助成では、2026年10月1日以降の事前申込は原則として令和8年度の指定された国の事業でSIIに登録された機器が対象です。2026年4月1日〜6月30日に契約締結または契約・工事完了した事業の例外は、公式窓口へ個別確認します。

販売型番、SIIパッケージ型番、構成機器一式を照合します。登録一覧にあることは、国の補助申請が不要であることや、国の補助金も交付されることを意味しません。

蓄電池は未使用品を都内住宅に新規設置し、居住部分で使い、設置後もメーカー保証が適用される状態などが必要です。助成額を見込むには、要件を満たす太陽光が既設または同時導入されるか、それ以外では都が定める再生可能エネルギー電力メニューの契約・供給等も確認します。機器が登録されているだけで受給条件がそろうとは限りません。既設蓄電池へのユニット増設は別区分です。

太陽光の都助成は、未使用・都内住宅での居住部分への使用・モジュール認証・出力等を別に確認します。既存システムの一部への増設などは同じ条件とみなせません。

手間

通常の順序:事前申込 → 受付通知確認 → 契約・工事・支払 → 実績報告

太陽光は受付通知の到着を確認し、通知URLの申請確認画面に示された事前申込受付日と契約日を照合します。手引き本文p.6・契約書要件p.48は受付日以降(同日可)が基準です。一方、蓄電池ver.1.5の本文p.3は、メールの事前申込受付通知日以降に契約する通常手順を案内しています。後から郵送される受領通知の到着日まで待つ条件とはしていません。

送信日、公社の受付日、受付通知日、通知の到着・確認日、契約日は同じ意味ではありません。太陽光の手引きp.5の概要には「受付通知日」の表現もあるため、日付が不明・食い違う場合は公社に確認するまで契約を待ちます。

事前申込は交付決定ではありません。太陽光と蓄電池を一緒に買う場合も、それぞれの受付と契約対象を確認します。工事・支払の後に交付申請兼実績報告を行い、審査・交付決定・助成金の支払いへ進みます。工事業者が代行しても、申込者は受付番号、提出書類、支払証拠、期限を共有して保管してください。

令和8年度受付分の実績報告には、金融機関発行の証明書等が必要です。現金手渡しは対象外で、販売・施工店の領収書だけでは代替できません。ローン・カード・分割払等は制度指定の証憑と支払完了の扱いを契約前に確認します。

  • 既に契約済み、過年度申込、名義・機器の変更がある場合は、一般の新規申込手順で対象と決めない。
  • 実績報告は原則、事前申込受付日から1年以内の有効期限と2029年3月30日の早い方。太陽光は有効期限を延長できない案内があり、蓄電池の工期等に関する例外は公社との協議・承認が必要なため、自己判断で延長しない。
  • 見積変更、申請者変更、工期の遅れは、変更手続が必要か契約前に公式窓口へ確認する。
代行を頼む場合に残す記録

代行費が見積に含まれるか、申込・不備回答・実績報告の担当者と期限を確認します。連絡先や認証用メールの取扱いを確認し、代行者だけが記録を持つ状態にしません。

  • 事前申込受付日・受付番号・受付通知
  • 契約書、最終見積、機器型番・製造番号・設置記録
  • 金融機関発行の支払証拠等、制度指定の提出書類
  • 変更や不備回答の送受信記録、交付決定通知

料金

「補助金前」「見込後」「交付確定後」を別の欄にする

最初に、設備・工事・諸費用・税を含む実際の支払総額をそろえます。助成を見込む場合も、その額・根拠・受取時期を別欄にし、交付確定額と混同しません。

都の蓄電池助成では助成対象経費を税抜で確認し、国・他の地方公共団体の補助金の控除やDR参加条件等も適用します。太陽光と蓄電池の対象経費・計算方法を一括の「税込額×補助率」で処理しません。

見込額が交付されなくても払えるか、工事代の支払から助成入金までの資金を用意できるかを確認します。ローン利用時は金利・手数料を含む総支払額も別に比較します。

家計で並べて確認する金額
欄記録するもの
補助金前の支払総額最新見積の税込額。未確定の追加工事は別記。
見込助成額適用制度・型番・対象経費・併用・根拠・想定受取時期。確定としない。
交付確定額交付決定通知で確認できた額だけ。見込との差を残す。
受給できない場合助成を差し引かない総支出と、契約を続ける場合の資金負担。

条件・注意点

国・区市町村の制度は「併用可」と「全額加算」を分ける

都・公社の他の同種助成との重複は認められない条件があります。国や区市町村の制度はそれぞれの要件・申請順序を確認し、都の対象経費からの控除などを含めて照合します。

太陽光・蓄電池で共用するハイブリッドパワコン等は、同じ機器費を二重に申請しません。両制度の手引きは、同時申請で共用するパワコン費の申請先を蓄電池、V2H、太陽光の優先順で一つに寄せる取扱いを示しています。国・区市町村の受給額の控除や、都への実績報告までに他制度を受給する順序も照合します。

住所・申込日・型番をそろえ、どの制度のどの経費へ申請するかを表にします。販売店の「全部使える」という説明だけで助成額を足しません。区市町村の受付・残予算・併用条件は、このページで一律には確定できません。

DR参加を見込む場合だけ追加確認

DR実証による上乗せを見込む場合は、参加契約・対応機器・通信・運用条件を確認します。ver.1.5の本文p.6は、10月1日以降の事前申込でDRに参加する場合、DR対象機器の令和8年度リストも確認する条件を追加しています。SII登録の確認だけでは足りません。都の案内では、蓄電池の交付申請兼実績報告より前のDR契約が必要です。後から参加すれば同じ上乗せを受けられるとは限りません。

判断・注意点

不明点があれば契約を待つ。助成なしで無理なら今は導入しない

対象型番、受付通知、契約日、併用、支払資金のどれかが未確認なら、公式窓口・メーカー・申請担当への確認が先です。助成の締切や当日限定の価格を理由に、その順序を飛ばしません。

補助金がなくても成立する予算と導入目的が確認できなければ、設備購入を見送り、電気契約や使用状況の見直しを先にする選択も正当です。

この判断を支える4つの軸を確認する

料金

  • 補助金前の税込総額
  • 助成対象経費と税の区別
  • 見込額と交付確定額
  • 入金前の支払資金と無助成の負担

条件

  • 令和8年度と事前申込日
  • 太陽光モジュール認証と出力
  • 10月1日以降の蓄電池SII登録年度
  • 太陽光または指定再エネ電力メニュー
  • 同種助成・国・区市町村制度の併用条件

手間

  • 機器型番と見積の照合
  • 事前申込受付通知と契約日の保存
  • 施工・支払・実績報告の担当と期限
  • 変更時の手続と書類保管

注意点

  • 受付中でも交付は保証しない
  • 契約を先にしない
  • 助成額を単純合算しない
  • 登録一覧と国の補助交付を混同しない

公式確認

契約前の公式確認・相談先

申込日に適用する助成・保証・契約条件を公式資料で確認します。メーカーや施工会社への直接相談も選択肢です。以下は広告リンクではありません。

公式情報源